やめたい生活習慣をやめる方法 その2
こんにちは。愛知県名古屋市の産業医、馬渕青陽です。
前回の記事の続きになります。
前回の記事で、やめたい生活習慣をやめる方法①「やめられない自分の奥の思いを満たす」についてお話ししました。
https://chubu-sangyoui.com/?p=101261
今回の記事ではその続きとして、やめたい生活習慣をやめる方法②「コーチの力を借りる」を書いてみたいと思います。
私は最近ダイエットをしており、ここ2か月で89kg→82kgと7kgの減量に成功しました。
それは食事や運動の習慣が改善したからなのですが、
特に食事に関してハンバーガーやケーキなど、
やめたいけどやめられないものをやめることができた
という要因が大きかったからだと思っています。
今k内、生活習慣を改善し、減量に成功した背景には、
「やめられない自分の奥の思いを満たす」ことができたことが大きいのですが、
もう一つ大きいのが「コーチの力を借りる」ということでした。
私は、「コーチの力を借りる」ことで、「やめたい生活習慣をやめる」ために
①客観的な見立てを受けられる
②やり方のコーチングを受けられる
③「自分の結果が出ないパターン」を超えることができる
という3つのメリットがあると思っています。
これらの3つのメリットがどのように役立つのか、具体的に書いてみようと思います。
①客観的な見立てを受けられる
人間、誰しもまずは自分でやってみようと思って、やって上手くいかないから悩んでいるのだと思います。
つまり、自己流では結果が出ないからこそ悩んでいるのです。
その際に重要になってくるのが「見立て」です。
たとえば、①やっている方向性は合っているが、継続が足りておらずまだ結果が出ていない場合と、
②やっている方向性が大幅にずれていて、そのまま継続しても結果が出ない場合という2つの状況を考えます。
この場合どちらも結果が出ないという状況は変わりないですし、結果が出ない本人からするとどちらの状況にあるのか
正直わからないのではないかと思います。しかし、結果を出すために必要なアクションは2つの状況では大幅に異なります。①の状況であればやっていることを継続していく、②の状況であればやっていること自体を修正していくことが必要なのです。
この時に適切な人にコーチを受けることで、①と②どうか見立ててもらえるのです。そうしてどうしたら望む結果が得られるのか指導してもらえるのです。なので、コーチやコンサルタントというのはとても重要です。
私の場合はまずはコーチに食事と運動の内容を1週間かけて把握されました。その中で炭水化物がバランス的に多いことを指摘して頂いたのですが、私としては自分なりに炭水化物の量を削減しているつもりだったので、意外でした。実際にコーチに言われた通りにして、炭水化物を削減したところ体重はぐんぐん減っていきました。
②やり方のコーチングを受けられる
その人自身、もしくはその人の生徒が結果を出してきたやり方を教えてもらうことで、結果が出しやすいやり方がわかるというのも大きなメリットです。これも、今までの「自分なりの」やり方で出てきた結果を超える起爆剤になります。
私の場合は、「グラノーラ」という食べ物を朝食に入れ込むことになったのですが、比較的おいしくて糖質も少ないグラノーラを紹介していただくことで、糖質オフと仕事のパフォーマンスを両取りすることができるようなやり方を教えていただくことで、自分一人でやるよりも遥かに効率的に、かつおいしく食事制限をすることができ、結果につながりました。
③「自分の結果が出ないパターン」を超えることができる
例えば、始めることはできるけどすぐ辞めてしまう人のことを、3日坊主ということがあります。このように、結果が出ないひとにはよくある結果の出ない「パターン」というものが存在します。一人では越えられなかったパターンをコーチングにより越えることができるのは大きなメリットです。
例えば、私の場合はやり始めて3ヶ月ぐらいはできるのですが、マンネリ化してしんどくなってきてやめてしまうというパターンを持っていました。そこで定期的にコーチに状況確認をして頂いて、タイミングごとに、ダイエットを始めてからその時期に起こりやすいことを共有頂いたり、マンネリ化を防ぐ方法や適切なご褒美の量などを指導頂きました。その結果、3ヶ月を越えても継続することができており、「3ヶ月坊主」のパターンを超えることができているのです。
なので、本気で自分のやめたいものをやめて、自分の望む結果を出そうとするのであれば、「コーチの力を借りる」ことを強くお勧めします。