ダンボールは開梱用安全カッターであけましょう
こんにちは!愛知県名古屋市の産業医、馬渕青陽です。
今回は、労災対策ということで、開梱用のカッターについてお話ししようと思います。
私は以前、大手のアパレル企業の嘱託産業医をしていたことがあるのですが、
その際に起きる労災として
・ダンボールの開梱の際にハサミやカッター、ダンボールの縁で手を切る切創
・補正する際にミシンで手を刺す刺創
・商品を陳列する際に使用する脚立からの落下
という3つが良くある労災でした。
それぞれ対策はされていたのですが、
ダンボールの開梱時にカッターやダンボールの縁で手を切る労災については
開梱用の安全カッターを使うことで、ほとんどなくなりました。
開梱用の安全カッターの例としては、以下の「カイコーン」という商品があります。
(OLFA株式会社Hp https://www.olfa.co.jp/products/911.htmlより引用)
刃が手に触れないようにガードされつつも、ダンボールを簡単に開梱できます。
もし、開梱の際に切創を起こす労災が発生した際には、
開梱用の安全カッターの使用を検討しても良いかもしれませんね。