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ペットボトルの車内放置による火災に注意しましょう

[2024.08.23]

こんにちは。愛知県名古屋市の産業医の馬渕青陽です。
今回はペットボトルの車内放置による火災についてです。

先日、車の中にペットボトルを放置していたことで火災になったというニュースを目にしました。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1525095.html

これは収斂(しゅうれん)火災と呼ばれる現象で、太陽光が何らかの物体によって反射や屈折し、1点に集中することで可燃物が発火する現象です。虫眼鏡で紙を燃やすのと同じ現象です。

収れん火災のイメージイラスト

(画像出典:大津市消防局Hp https://www.city.otsu.lg.jp/fire119/fire/kasaijian/38673.html)

収れん火災は、ペットボトルだけでなく、瓶、鏡、ガラス玉などが原因となります。
意外なところではフロントガラスに付けたお守りの吸盤による報告もあります。
透明なものや光を反射するものでは収れん火災を起こす可能性があります。

収れん火災を防止するには、車を駐車する際に窓の近くにペットボトルなどを置かない、
サンシェードを使うなどの対策が有効です。
衛生上も車内にペットボトルを放置するのは望ましくないと思いますので、
ふとした瞬間に放置してしまわないよう、注意できると良いですね。
 
 
 
 
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