OS−1の賞味期限が短いと感じたら粉も検討しましょう
こんにちは。愛知県名古屋市の産業医の馬渕青陽です。
最近暑くなってきたので熱中症対策が重要ですね。
今回は熱中症対策の強い味方、OS-1についてです。
熱中症の方に、初期対応としてOS-1などの経口補水液を摂取させるのは水分と塩分の補給に大変効果的です。
また熱中症でない人がOS-1を飲むと不味く感じて、熱中症の人が飲むと美味しく感じると言われます。
実際に私の目の前で熱中症の方に飲んでいただいたこともあるのですが、とても美味しいとおっしゃっていました。
このように熱中症の簡便な判定方法にもなります(過信は禁物ですが)。
ですのでどんな事業所でも1本常備しておいて損はないと思っています。
そんなOS-1の賞味期限が短いため毎年買い替えないといけないという話を伺いました。
実際に製造元の大塚製薬工場のサイトで確認すると
「オーエスワン500mLペットボトル」と「オーエスワン300mLペットボトル」、
「オーエスワン アップル風味500mLペットボトル」、「オーエスワン アップル風味300mLペットボトル」、
「オーエスワンゼリー」は製造日から15カ月です。
とありますのでワンシーズンしか持たないことになります。
その点「オーエスワンパウダー」は5年6か月も持ちます。
https://www.otsukakj.jp/med_nutrition/mf/menu/000188.phpより引用
粉を水で溶かす手間は発生しますが、毎年廃棄する必要がありません。
使用頻度と管理体制を踏まえて、毎年廃棄するのがもったいないと感じる場合は
パウダーを使用しても良いかもしれませんね。