災害備蓄にトイレはとっても重要です
こんにちは。愛知県名古屋市の産業医、馬渕青陽です。
今回、顧問先において災害用の備蓄について検討する機会がありました。
もちろんまずは生存が重要なので、水や米があることが重要なのですが、
災害用トイレはとっても重要です。
災害用トイレはあってありすぎることはありません。
災害用トイレがなければ安心して水や米が食べられませんし、
衛生環境が悪いのは精神的にもしんどいですし、
病気になってしまうかもしれません。
一日成人だと5~7回ぐらいトイレを使用するようです。
備蓄は最低3日分、多くて1週間といいますので、
使い捨てのトイレであれば、
従業員50人いるところでしたら2500回分用意しておけば一安心です。
(意外に多いですよね)
また使い捨て式のものは使用期限が5~10年程度と長いですし、
災害が起こると品薄になりますので、早めの購入をお勧めしています。
もちろんマンホールを仮設トイレにできる設備をお持ちの会社さんや
組み立て式の仮設トイレを備蓄されている場合などは話が異なります。
能登半島の地震や東日本大震災を思い返すと、
トイレの復旧はまあまあかかりますし、
共用の災害用の仮設トイレを使用するのは色々と気を遣います。
水や米も重要ですが、トイレにも気を配って備蓄を進められるとよいですね。